1人の人間の生きる範囲というのは、そんなに広いものではない。なので狭い世界。井の中です。そこで愚痴を言う。誰も聞いてない。井戸の中で愚痴を言う。カエルとミミズくらいが聞いてくれるのか。ゲジゲジは。
かと言って、面と向かって愚痴を言っても仕方ない。世界を変えようと思うのならば、愚痴ではなくて、違う発信があるはず。しかし、愚痴を言う。何故か?
アイデアがない。
愚痴よりも気の利いたアイデアがないものだから、愚痴を、批判をする事で「自分よりも下」みたいなものを作ろうとする。本来やるべきは斜め上に進む事であろうに。「その手があったか!」ってやつで。
アイデアは、相手に受け入れられなかった時、めちゃくちゃガッカリする。何故ならば、自分の脳みそ、センスを否定されているようなものだから。絞り出したアイデアは、その人のこれまでの人生を反映していることさえもある。そりゃ、否定されたくない。なので、アイデアは言わずに批判をする。
ワイドショーは延々と365日、誰かしらの批判をして、その人には出来ないような改善策だけを出す。コメンテーターは、実際のところは世の中に発信する事ができるポジションにいる。しかし、変な発言をすれば、その地位、仕事を失う可能性がある。なので、無難な事を言い、否定しても問題なさそうな強い相手に噛み付く事で市民権を得ようとする。
なんじゃそりゃって感じです。
ワイドショーは、まじで時間の無駄であり、Twitterの方が幾分かマシである。何故ならば、Twitterには反対意見も存在するからだ。テレビは、「言ってはいけない事」が多過ぎて、正確な情報を得る事が出来ない。
私の嫌いな表現として「ある自民党幹部が」とか、変なコメントを報道する事があるけど、国民投票で選んでいる議員さんまでもが匿名でモノを申すわけ?
さらに、そんな匿名のコメントを報道して何になるわけ?実名で言えよ!ってやつで。そもそも、本当にその発言、どこかの議員が言ったわけか?っていう疑いまで持ってしまう。
また、テレビのくせに「Twitterでは、こんな事を言ってます」とか、ネットでは、、みたいな、匿名意見ばかりをチョイスして載せるけども、あれって誘導してるのが見え見えなんですけども。騙す気満々である。
こうして今夜も、狭い世界で愚痴を言う