ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

ビリヤード一本で生きる

昔、漫画家になろうと思った時期がある。結果としてはなれなかった。理由としては、ストーリーとか考える事が出来なかったというか。思い浮かばなかった。今思えば、頭の中がガキンチョだったから、無理だったろうな。世間知らずだったし。漫画しか知らなかった。漫画しか知らないで、漫画は書けないしね。

 

大学時代、同じ志を持ってアニメーターやら、漫画家やらを目指していた人は複数いたけども、もしかしたらプロになった人もいるかもだけど、一流には1人もなってないかも。それだけ、難しい世界というか。簡単になれるようなものではない。

 

漫画家を目指す危険性としては、漫画一本で生きようとしてしまう人が必ずいる事だ。お笑い芸人に似ている。売れなくても、そりゃ、バイトもロクにしないでお笑い芸人にもなりきれてないのに、お笑いを熱く語っているだけ的な。本物であれば、いつかは日の目を浴びるのだろうけども、本物かどーかなんて分からないしね。自分と、近くの友人だけが知っているみたいな。

 

私は漫画で食えない事が分かっていた。だから、やめた。そして、あっちいったり、こっち行ったりと自由にフリーター生活をして、流れ流れて今の会社に入り早い14年。まあ、そこそこ居心地が良かったのかな。続けてるしね。

 

ビリヤードのプロを目指して、それだけで食べていこうとか考えている人がいたとしたら、やめた方がいい。副業は必要だ。そもそも、ビリヤードの賞金だけで生活できるよう構造に、日本はなっておらん。勿論、クラウドファンディングってものがあるから、アイデア一つで出来るかもしれないけど、そのアイデアが浮かばない。

 

一つの事だけで生きれるほど、世の中甘くはない。器用さがある程度は必要だ。仕事だけでもなく恋人、友人もね。器用さがなければ、気づいたら一人ぼっちになってしまう。1人だけの人生に光はささないと思う。

 

誰かのために