新宿駅南口、アルタ裏に位置するビルのワンフロアーにビリヤード場があります。半分ダーツですが。
新宿という場所と、このビルの構成によるものなのか、まあ、多種多様な方々がたくさんいる。
ビリヤードを上手くなろうと練習してるような人は、あまり見かけない。台の状態と、客の感じがイヤというのもあるだろう。
私の場合、逆にこーゆーザラ場みたいな所が好きなのでよく通ってた。
基本的にタバコ臭い。台は所々小さい穴が空き、ツルツル。キューは弓矢のように曲がっていて、底のゴムがついてるのは殆どなく、ネジか何かでとめてある。
昔は紐が巻いてあったのだろうという痕が残っている、タップもヘンテコな形をしたものがある。
ま、練習してうまくなろうって人にとっては最悪の環境なのかもしれない。私の場合は逆に燃えた。
まず、店に行きキューを選ぶ。最も真っ直ぐ、綺麗目なやつを選択。そしておしぼりで入念に汚れを拭きとり、続けて台のレールを磨く。球を磨く。よーやくスタートだ。
とゆーか、店の奴がやれ!って話ではある。
この店は台と台の間隔が狭目で、すぐに隣の人とぶつかる。初心者にありがちなやつで、台の周りに打たない人が取り囲んでいる。まーーー、邪魔だ。しかし、ここはザラ場なので、それも含めて練習だ。イヤな環境に身を投じる事でメンタルが鍛えられる。
ここで1時間くらいやって、そこそこ疲れるので、そのままビルの地下に行くと新宿には珍しいスーパーマーケットがあるので、そこで買い物して家路につくのであった、、。