球に当たる瞬間、接点の奇跡というか、接触する瞬間というか、角度というか。本当に一瞬の事であり、それをどーにかこーにか一瞬ではないものにしてしまおうという事自体がおこがましいというか、無理というか。
完璧に近い形でのショットというものを追求すべきであるし、それを追求しないのならば、それは果たした何になるのか?結局、綱渡りの連続なのじゃないかな、ビリヤードは。
長年やっていればいいってものではなくて、どれだけその一瞬と向き合ってきたかが重要であり、それをしないのであれば、何も習得する事は出来ずに時間ばかりを浪費してしまって、、、ああ、哀れとなる。
慣れてくると、それまでの経験を活用して「無難な道を選択」しがちである。しかし、その無難な道ってのは、諦めた道であり、求めるものの70%くらいしか達成できない。できる事ならば85点くらいを目指したいのであり、85点を弾き出すには100点が出るやり方をしてないとダメだ。
100点が出るやり方は、そりゃあ、それが出来てる人を見本にやるしかなく、我々にYouTubeがあるわけで、世界トップクラスのパフォーマンスはいつでも無料で閲覧できる。
彼らに追いつこうとする事が、奇跡への道なのだろう。