久しぶりにつけ麺を食べた。食べたくて食べに行ったのではなく、同僚が昼飯を誘ってきたのでついて行ったらつけ麺だったのだ。
見た目はまあ、美味そう。一口「うん。ん?」と少し疑問が残る。この店というのは、突如現れてあれよあれよと店舗を増やして、今では40店舗くらいあるのかな?
ま、有名な濃厚つけ麺の店です。3年ぶりくらいに食べに行ってみた。つけ麺は茹で時間が長いから、あまり好きではないのだ。麺は硬いしね。しかし、この店はスープが濃厚でとても美味しかった記憶があったので、たまにはいいかって食べに行った。
時代の流れと共に、また、店舗が増える事により、何か道を外れたのか、いや、儲けに走ったのか?はたまた、今の時代は、このくらいのライトな感じがいいのか?
とにかく、1,000円近い金を出して食べる価値は無いという味であった。私の求めている味が、現代の味ではないのかもしれないけれど、私の知っている他のつけ麺屋と比べても、全くのそれに追いつかない、本当にフードコートでお手軽に出てくる程度の、職人のこだわりなど殆ど感じない程度のものであった。
これでいいのか?という怒りさえ出てきた。
しかし、この味で40店舗まで来たのだから、これが丁度いいのかもしれない。もはや、分からない。
何にせよ、美味しくない。しかし、客はまあまあ入っていた。商売としては正解なのかもしれない。私は黙って富士そばにでも行きます。