ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

素振りは何回やっても素振りで、本番では

素振りは何回やっても、本番には到達しない。ビリヤードの素振りは何回やっても、実際に撞く時の感覚の方が千倍大事である。なので、素振りは大事なのだけども、撞く回数増やした方がいい。


素振りは撞く前の予備動作みたいなものです。予備動作の延長線に撞くいう行為がある。なので、素振りなくしては撞く事はあり得ない。イグナシオのように、素振り一回だけという稀に見る天才もいるのだけど、大抵は3回くらいは振る。私も3回くらい。


この回数、10回もやってはいけない。意味がないというよりも、逆に腕に変なクセがついてしまって、撞く行為を邪魔する事がある。腕が持っていかれると言う事だ。行きたくない方向に進む。


また、真剣に素振りをし過ぎると、今度は精神的に疲れ過ぎてしまうので、程々にお願いしたい。予行練習で燃え尽きても困るのだ。


けっこう毎日ビリヤード通っていてC級に毛が生えたくらいの時、少し自信が出てきたので友達連れてビリヤード場でお披露目みたいな事をする事がある。しかし、フォームぐちゃぐちょ、ブリッジなのかそれは?という謎の指の形の友達に結果的にボロクソ負けるみたいな経験ないだろうか?


この現象に関して、やはり「素振りと本番」の話だ。C級なるくらいなので、それなりに練習をし、素振りだってセンターショットだってかなりやってるはずなんだ。

にも関わらず、何に数回しかやらないちょっと運動神経がいい友達に敗北する。

理由は簡単であり「スポーツなので、運動神経に左右される部分は多いにある」と言う事です。悲しい事に、最初からうまいやつはいるのだ。


さて、運動神経部分というのは、本番の部分だ。本番部分に関しては、感覚に頼る部分が大きいので知識だけではダメだ。やはり、練習あるのみ。撞く感覚を養う。


撞く感覚の養い方としては「入る入らないではない」という事をまず知って貰いたい。

「入ったと思った時に入ってるかどーか」が大事ではない。「外したと思っても入っていたら、それはダメ」という事。

押し球、引き球にしても、押した感覚と引けた感覚。あくまで感覚、手に伝わるビンビンとした振動を覚える事です。


ブレイクだってそうだ。完璧に体重が球に乗れば、それは強い打球になる。乗せる感覚。不気味な動きだろうが何だろうが、乗ればいいのだ。


自宅にキューがある人は、めちゃくちゃ素振りしてると思うのだけど、撞くポイントみたいな事は意識して素振りするのを勧める。変なクセが付くので。

鏡見ながらやってる人もいると思う。

試行錯誤するのも、ビリヤードの楽しみの一つだ。


最近覚えたいと思ってるのは、たまーに「なんでそっちに行く?」って球を、大井プロがやる。どこ撞いてるんだ?って分からない事がたまにある。私は使ってないと思われる球だ。そして、その球は素晴らしい動きをする。めちゃくちゃ悔しい気持ちになる。

なので、あーだこーだと、こーやって考える訳です。