ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

へえ、A級なんだぁ。でもそれって、

ゴルフのシングルプレイヤーだったり、ボーリングで200点とか、野球で140キロのボール投げれるとか、100メートル走で13秒で走るとか、甲子園出たとか、箱根走ったとか、そーゆーのならば何となく分かる。

ビリヤードのA級ってのは、一体全体どんなもんであるのかさっぱり分からないというか、凄さの度合いが一般的には知られていなすぎて「アマチュア最高位。プロ級だ」とかいう表現をするしかないのだけど、そもそも、ビリヤードのプロのプレイを見る機会がなさ過ぎて「ふーん」としか言いようがない。

日本にはA級選手は100人しかいない!って、人数が決まっていれば分かりやすいけど、そーゆー決め方じゃないし。英検3級くらいな感じ?


という、お山の大将、おらが村では1番の出世頭的なA級という曖昧なランクを口外するのは、ちょっと痛い事になる。「ボーリングで言えば、200点くらい超えてる」とか説明したら、余計に情けない。


言えば言うほど土壺にはまるというか。トリックショットとかならば、見ていて凄い感じに見える。なので、そーゆーのをいくつか覚えておくのがいいかもしれない。あくまで、村から出るのが前提の話だ。村の住民であれば、ずっとそれを言い続けていればいい。


ビリヤードを私は好きでやっていて、広めたいと考えてはいるのだけど、初心者と一緒にプレイする時は、A級だのB級だのの話はしない。なぜなら意味がないからだ。

物凄い最低限のやり方だけ教えて、そのあとはその人の特性見極めて最適な修正を少ししてやるくらい。

楽しんでくれればいいのだ。

「おれは毎日2時間やってるんだ。いきなり出来てたまるか!」なんてつまらない事を考えてる奴がいると思うが、こういうのは要らない。


先日、どーみてもB級じゃない実力のやつが、延々とB級戦に出ているって話をしていたけども、それが嫌ならば、そいつがエントリーしたら全員不参加にすればいい。大会が成立しないわけだ。もう一回やり直しでやって、またそいつがエントリーしたら、また、他の全員が辞退すればいい。これくらいやれば「あ、おれ?」と気づくでしょうに。


店員も「◯◯さんが参加すると、みんな辞退するんです。どーします?」って聞いてやればいい。どーします?っていうのがポイントです。それでも出る!って言い張るのならば、大会がなくなるだけ。

イヤな奴には、イヤな事をしてやるしかない。昔、あまりにブスタマンテが強過ぎて、試合の会場を教えて貰えなかったとか、そんな話もある。この場合は強過ぎるって意味合いだけどね。


この村でのA級、B級論争は、学校で言えば偏差値60なのか、65なのかみたいな、そーゆー曖昧というかよく分からない基準というか。今となってはクソどーでもいい数字の上下なのだけど、そんな事のために同級生達を見下したりバカにしたりと、ほんとしょーもない事をしていた。


目の前で一生懸命練習しているおじさんがいて、まあ、一般的なB級くらいかなって思った時に「ああ万年B級おじさんだな。情けない。俺だったら恥ずかしくてやってられないよ」とか、クズな考えが頭に浮かぶ人生を歩むのか、もしくは「ああ、そこ違うな、教えないな。どーやって伝えれば傷つけずに教えれるかな」と心優しく悩む人生を歩むのか。

あなたは、どっちだ。