ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

ワンポケットの楽しさ

あまりに難しいので、めちゃくちゃ面白い。色々な技術を駆使しないと何も入らないし。また、入れないという選択肢、邪魔するという選択肢、寄せていくという戦略。なんだか将棋のようです。徐々に勝ちに近づいてゆく感じ。


日本だと、あんまりワンポケットを楽しんでいるシーンを見ないので、というかやる人を見た事がないので「楽しいとか、楽しくないとか、そーゆー土俵にも上がってない状態」です。本当に、エイトボールやローテーションに飽きた人達の最後の遊びみたいな。


チャイニーズ8 だって、わざわざあんなに難しい台でやる必要があるのか?って思うけども、あれくらい難しくないと面白くないのだろう。


ビリヤードのキューと球を使って台の上で楽しんでるだけなので、種目はなんでもいいでしょう。トランプで神経衰弱やる人も、ババ抜きやる人も、パーカーやる人もいるし。何をやってもいいでしょう。


私がビリヤード初心者とやる時は、いつもフリーボール。一つ入れて一点というやつ。しかも、点数のカウントをしない。ただ、ただ、入れるだけ。勝ち負けはない。ただ、入れてスカッとするだけ。初心者はこれだけで楽しいのだ。よく公園でバトミントンやってる夫婦ないし、カップル、親子がいるけど、点数とか別に付けない。でも、点数つかないからってつまんなそうにやってますか???

と、そういう話です。


そりゃ、スポーツなので勝ち負けつけると燃えるので実力差あってもハンデ貰えば勝負にはなる。しかし、本来、勝ち負けなくても楽しいものです、体を動かすのは。


1人でもビリヤードは楽しい。いつも一緒にやる仲間みたいのがいたとして、その間にはどーしても実力差がある。この差が小さいものならば白熱するのだけど、けっこう明確に開いていると徐々に変な感じになる。

その前にハンデ付ければいいだけだが。


しかし、生まれた土地、年齢、学年、学力、顔面偏差値が大して変わらない2人がいて、その間にハンデをつけるのは、まあまあの屈辱なので、唇を噛み締めて、爪を手のひらに食い込ませながら「え、ハンデ?そんなのいらないよ。やろーぜ」といってしまう。結果、負け犬生活が続く。


負けないように努力すれば?なんて言われても困る。努力はしてるのだ。「努力が足りないのでは?」なんて言われたら泣きそうになる。何度も言うが努力はしているのだ。苦肉の策で、ライバルの飲み物に下剤を入れてやるくらいしか出来ない。ててて、てーてーん!

あいつが悪いんだ。あいつが、、全く手を抜かないから、親友なのに、、。あいつが、。


あなたを選んだー、訳さえ言えずーにー、怯えて暮らしーた〜♪ 


ラソンってやればやるほどタイムが縮むらしい。やった分だけ成果がでる。これはかなり楽しい事。ビリヤードはそうでもなく、なんだか全く成長を感じなくなる期間がある。それが1ヶ月とかならばいいのだけも、1年とかどーする?   そりゃあ、山口百恵じゃないけど、キューを置きます。何故置くのか?そりゃあ、全く成長しない自分を周りに見られたくないからだ。プライドです、一種の。


僕の場合、そーゆープライドがないわけじゃないのだけど、あんまり人と一緒にやる事がないから、それを感じずにやれてきた。幸運なのだろうか。


ある仲間に「もしかして、そんなに上手くない?」と言われた事がある。

また、あるやつには「マスワリした事あります?」なんて言われた事もある。震えるほど悔しかったのだけど、まあ、当時は確かにヘタクソだったので、何も言えない。誤魔化す事しか出来なかった私、、、。ああ、悔しい。


やってれば、それなりに上手くはなるので、諦めず、下手な自分を受け止めて、一つ一つ技術を学んで行けば、そりゃあ、そこそこやれるようになります。人それぞれ成長の速さは違うのだけど、それでもしぶとくやってれば10歩進んで9歩下がるくらいは、行けるっしょ?


あとは、なるべく1人で練習する時間を作るのがいい。相撞きは、上達しないです。勝負強さが培われる可能性はあるけども、根本的には「強い球、弱い球、引き球、強い引き球、押し球、、、、」などの基本的なショットの精度です。厚みは、やればやるほど見えてきます。

誤魔化さず、出来るまでやる。センターショットとかは、あんまり要らない。近い球だけでいい。


多分、C級だと自覚してる人は、押し球、引き球とか、5割以上の確率では成功しないと思うのだ。あと、サイドの薄い球とか厚みが見えないとかね。これは、練習するしかないので、我慢してやってちょ。


と、よーやく家路なので、帰ります。