ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

適切な強さ

先日、今年初のビリヤードに行ってきました。体調が少し戻ったきました。なので電車に揺られながら、いつもの戦場へ。

到着したら、なんや知らないが混んでる。ほぼ満席。いつもは、奥の方の初心者を追いやるような台に誘導され、ゆうゆうとビリヤードを楽しむのだが、空いておらず、中途半端な真ん中の台でプレイ。


混んでるのもあって、ハウスキューはヨレヨレのやつしか残っておらず「ま、このくらいの曲がり方ならいいか」と諦めてキューを選択。曲がってるし、なんか短いし、ちょっと割れてるような音もする。でも、なんだか面倒だったので、良しとしてプレイを始めた。時代を感じる。味がよく出てる。


私の好みとしては、やや長めで、重心は真ん中から、やや後ろくらい。キュー先軽目が良い。その時のキューは短めで、重心は真ん中くらい。ま、良しとする。短いのが気持ち悪いけれども。


短いキューだと何がヤダって、大きく振る事で遠心力というか力を発生させて打つことが出来ない点。やや、強目に力を入れないと対応出来ないシーンが出てくる。力を入れればそりゃズレますので、あまり力を入れずに強い球を打てる方が楽。

ボーニング、ストリックランド、レイズとか長いしね。


また、短いと遠い球が単純に届かないので、手を伸ばした状態で振る事になるので、クラッチがないから打ち方が制限されてしまう。

重心が真ん中が好きなのは、キュー先のコントロールがしやすいから。重いとどーしても、慣性の法則で進んでいってしまうから、軽い事で最後の最後で球をえいっと微調整してやるのだ。


適切な強さ。要するにキューによって扱い方が違うので、いつも同じ感じで振っていたらダメだ。そのキューに合わせた使い方があるってもんだ、、、。というか、これを読んでいる方の殆どがマイキューか? それでいいと思う。上達早いしね。俺は、趣味でやってるので、ハウスキューを使ってます。 

ハウスキューは軽いのが多いので、けっこうしっかりと打ってやらないとならない。しっかり打つのでブレる。なので、長いのが良いのだが。タップは、明後日の方向向いてたら、流石に入らないので、注意しよう。


割と調子良くビリヤードを楽しんでいたのだが、どーやらその日は大会が開催されていたようであり、やや高齢なオヤジ達が戦っていた。丁度、隣になんだか「昔はブイブイ言わせてましたよ」みたいな感じの、湘南の風みたいな帽子をかぶったオヤジがプレイしていたのだけど、久々に見入ってしまった。


基本、あまり周りの人を見ない俺だけども、隣から聞こえる激しいブレイク音が、僕を振り向かせずにはいられなかった。まあ、びびった。その後のプレイも少し見ていたのだけど、普通にうまい。確実にA級。理想的のフォームで、ほぼ失敗しない。腹が立ったくらい華麗であった。ああ、これは正に、南斗水鳥拳のレイの美しさに見惚れてしまったユダのような、、、。俺はユダか?!


オヤジでも、うまい人がいるのだなと、妙に感心したのであった。おしまい