ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

マイクシーゲル

カクカクとした動き、顔の横揺れ、台の周りを覆うように歩く様、ガッチリした構え、打った後の無駄なアクション、ブレイクでやたらとキューをひん曲げる感じ、ヒゲ、薄毛、、、「おらが村では彼が一番だ!」という感じなのだが、村が世界まで広がってしまった形のスタイル。

しっかりした構えなものだから、真似しやすいのだけど、打つ瞬間の一瞬の独特の動きの真似が出来ないので、結果、真似しにくい。動き的には安定的なんだけど、自分でやると、なんだかしっくり来ないっていうか。


レイズのミラクルショットとは違くて、ミラクルというか、ショットの精度が高い。ちょっと長めのロング引きなんてのは、調子悪い時は失敗しちゃうのだけど、シーゲルは外さない。入れてくる。


入れてきた!っていうのが、とにかく頻繁に起こる選手という印象。外した時も、いやな球を残す印象だし。

実力の差というよりも、勝負強さの差があるように思える。


さて、カクカクフォームなんだけど、よく言う「肘の角度90度にする」というのを実際にやってる感じのフォームです。スタンダードブリッジだし。

ポケットビリヤードの場合、近年は捻りやら、押し引きを駆使しながら戦うものだから、あまりカクカクしてると、やりにくい。

これを、入れの力と力加減でカバーしてくる感じ。


真似しようと思ってやったことあるが、身体が痛くなったのでやめた。合理的なフォームだから、一度はお試しあれ