とんでもないキュー切れ。大前提として、ポケットに入れるように打つのではなく、切れるように打つのである。どれだけ回転、力を与えてやれるかだけでいいのだ。それ以外は興味ないのだ、、、と、勝手に、私はそう思っている。ある種の快楽主義的なやつだ。
例えば、全然食べれないのに、食べ飲み放題をつけるようなもの。実際、食べないのだ、飲めないのだ。確実に損をする。しかし、そーゆー問題ではないのだ。それが湯山プロ、、と、勝手に思っている。
日本にはビリヤードのプロ選手が数百人いるのだけど、キュー切れで言えばトップ。ランキングなど、そういう次元で湯山プロは生きていない。生きていた証、存在感、キャラクター、数字では表せない映像。UFOや、ツチノコ、ネッシーの類だ。
普通のなんでもない球でさえ、回転をかけたくなってくる。「ああ、なんだ、この真っ直ぐの短い球は、、。回転をかけたい、かけたい」とうずいてしまい、たまに、すげー強く打ってしまう。これから走るぞ!っていきり立っている暴れ馬ですね。
プロとは「魅せてなんぼ」かなとも、思う。