ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

指同士が離れているグリップ

昔のストリックランドの動画がネットにあがっていたので直ぐに見た。モリスとチャレンジマッチで来日した時のやつだったのだけど、その動画の中で興味深い事を言っていた。

 

指同士が離れるようにしてる

 

ん?って思った。基本中の基本を無視したような発言だなとおもったわけだ。グリップの隙間を空けるって事は、それだけ狙いがズレると私は考えて来たので「おいおい、これは違うだろー」っ思って実際に試してみた。

 

さすが、スト様。

 

今までのグリップの違和感がすっ飛んだ。もちろん、高度なやり方なので安定感を失う可能性があるので慎重にやったほうがいい。隙間が空いている方が、なんだかコントロール力が3倍くらいになった気がする。

 

これも、ずっと思っていた違和感。なぜ、ストリックランドは腕が外側から内側に来る感じのフォームなんだ?って話。めちゃくちゃ、顔の横でストロークしてるし。これも、理由があったようで「パワーを求めたら、どんどん顎の下から外側にキューが移動していったというやつ。なるほど!って久々に思った。

 

まだまだ、上手くなれそうだ

才能は認めなくないものだ

才能のある人間は残念ながらいる。お笑いもしかり。今、色々と問題になっているあの方もお笑いの才能はズバ抜けている。

どんな業界にも、悲しくなるほど、泣きたくなるほど嫉妬してしまう才能がある人間がいるものだ。

 

仕事をしていても思う。すごく優秀な後輩がいたりする。「お、すげ」って思ったりする。素直に認めるようにして、そこに追いつくようにおじさんも努力したりするわけです。負けを認めたくないって気持ちがまだある。悔しいのでね。

 

ビリヤードもスポーツなので、やっぱり、才能というか、運動神経みたいなものがある。若い方が視力もいいし、飲み込みも早いから、上達も早い。悔しい。

 

まあ、若いとかそーゆーのではなく、圧倒的な才能がある人がたまにいる。絶望を感じる。こちらの努力した時間が無意味なものに思えるような、そんな気持ちにさせる。絶望で、思考停止。ビリヤードをやめたくなる。

 

おじさんになると、なんだか悔しいって思いを心の中に留めておく事が出来なくて、露骨に不機嫌な態度をしてしまう事がある。

 

これは、本当に、気をつけようと思うよ

お友達を連れて来てください

昔、水商売を少しやっていたのだけど、その時に帰りがけのお客に「お友達を連れて来てください」って言うようにキャスト、スタッフに教育していた。結局、お客は1人なんだけど、お友達が1人くらいいる。すると、2人になる。2人が1人ずつ連れてくれば4人になる。4人は8人になり、、、と倍々ゲーム。最初は1人だったのに、気がつけばどんどん増殖しとゆく。魔法の言葉ですね。

 

ビリヤード場を出る時「お友達を連れて来てください」などと、言われたことはない。ビリヤードだけでなく、飲食店でも言われた事はない。

 

連れて来てくださいと言わないまでも「紹介制度」みたいなものをビリヤード場も作れば「1人なら600円、2人なら500円」とか、2人だとお得というの擦り込むことくらいは出来ると思うのだけど、そーゆーのを業界はしないので、^まあ、勿体無いよね。というか、進化しない。見た事があまりないしね、団体割引があるビリヤード場。

 

必死になって、知恵絞って、ガムシャラにはいつくばって、何とか、未来を変えてやるって意気込み、気合が必要なのかなと最近は思う。

 

寝る

インパクトを意識する

何回素振りしても、それは意識的に行われていなければ、上達が遅い。インパクトの意識、ショットした時の手の形くらいは考えてないとダメだ。殆どのスポーツがそうではある。

 

大事なポイントをいくつか挙げます。これをやらないと話にならないポイント。

1、狙うところ、撞く所を決める。

2、ついた時のインパクトの時に、どーやって当たっているかを想像する。(実際は、速すぎて見えないので想像)

3、どんな強さで撞くかを決める。大中小の3段階でもいい。

 

この三つ以外は、二の次的な部分がある。ブリッジは勿論大事だし、スタンスも大事なのだけど、それより前にやる事は上だ。

 

撞くと決めた所に正確に、どの強さで当たっているかという話です。これをとにかく意識しないとならない。「そりゃそーだ」って話ではある。

 

動画とか見てると、何だか知識に溢れており、大事な大事な事が疎かになりがちだ。王道のやり方は、けっこうシンプルだったりする。

 

実際、私は余計な知識を詰め込むだけ詰め込んで、訳のわからない事になっていた。

1、フィリピンブリッジの方が狙いやすい。

2、足は曲げた方がよい。

3、肘も曲げた方がゆったりと構えられる。

4、目の真下にキューを置く。

5、振り子のように振って、最後は膝を落として水平に送り出す。

6、近い球はキューを短く持ち、遠い球は長くもつ。

7、ブレイクは、上をついた方がいい。

8、少し半身のフィリピンスタイルの方が、狙いやすい。

 

とにかく、アホのように謎の知識を詰め込み、とにかくガムシャラにビリヤードをしまくるというオス番長の特訓状態を延々と10年くらいはやっていた。まあ、下手も下手。力加減とか、そんなのを気にした事はなかったし、フィリピンブリッジで、さらにブスタマンテみたいな感じも入ってるからクネクネしてて、蔵の前忠勝的な「膝を落とす力を利用したパスって」撞く高難度のやり方やったりと、まあ、大変です。

 

考え出したら色々きになるのだけど、気にするのは3つだけです。他のは上手くなってから考えるべきですね。

 

 

毎日ビリヤードやれる環境はマレ

毎日やれる人は幸福ですね。普通は、平均的な人は無理ですよ。独身だったら可能だし、家庭を無視すれば可能だ。

普通の人は無理って話。

家がビリヤード経営をしてるとか、田舎暮らしで何故か家にビリヤード台があったとか、近所にビリヤード台がある家があったとか。

特殊な環境でないと、中々、毎日プレイするのは無理です。金銭的というよりも、時間的な事が大きい。

 

自分1人で過ごせる時間が、週末に3時間ある人は、とても幸せです。中々厳しい。むしろ「1時間もないって方が、幸せと感じる」という人もいるだろう。「職業ビリヤード 」ならばいいけど、そうでなくてビリヤードにハマっている人は、すごく羨ましいね。

 

人生というのは、常に一方通行なんです。分かれ道があるけど、選んだら、結果、一本道。真っ直ぐ真っ直ぐ進む。後戻りも、先回りも出来ない。毎日、毎日、前に進む。「明日いい事あればいいな」って常に思う事が生きる意味になる。

 

今週末はビリヤード、できませんでしたぁ、、、。でも、違う幸せはあるので、まあ、そーゆー事です。

その狙い、合ってるか?

ロドニーモリスの「テクニカルブリッジストローク」が、最も理にかなって上達が早くなる気がする。テクニカルブリッジを、キューみたいに振る練習してると、それが真っ直ぐに進んでいるのか、こじってないのかが直ぐに分かる。

 

ロドニーモリスのストロークって、すごくシンプルに後ろ、前って進んでいて、アホみたいに安定している。だからこそ、世界を制する事が出来たんだろうけども。

 

ロドニーモリスの凄さはストロークの正確さとパワー。もちろん、手玉のコントロールも素晴らしいのだけど、やっぱりパワーが半端ない。身体がでかいしね。

 

初心者の頃、なんか、キューがクルクル回るクセがあった。これを治したのが、テクニカルブリッジストロークです。あとは、撞く速度。簡単な球とかは、直ぐに撞く。遠くても、そんなに狙わずに撞く。とにかく早いし。最近はあんまり動画見てないけど、たまに見たくなる。プレイスタイルがカッコいい。

 

世界のトッププロは、基本的には低い姿勢で肩の上に顎乗っけるくらいの形で半身になるのが一般的だ。球も、基本は中心に近い球を選択。

 

姿勢を低くすれば、それだけ狙いが見やすくなる。もちろん、メガネプレイヤーの場合はレンズが小さい場合、あんまり低い体勢にするとレンズからフレームアウトするので見えなくなる。仕方なく、ちょっと高い姿勢から、上から見下ろすように見ることになる。

 

私もメガネプレイヤーで、すごく悩んだ。「狙いが見えない」って。そもそも、狙いの前に、ストロークやら、フォームやら、直すところは沢山あったので、何とも言えないけれども。

 

あまりに見えなかったら、大きいレンズのメガネ買った方がいい。でも、やり方によっては関係ない感じかもです。今の私は、あまり、見えるとか、見えないとか、関係ない。そもそも、視力が落ちて、見えにくいので「だいたい」で狙っているので。

 

私が気にしているのは、「全体的な風景」です。

3回優勝しても変わらない

大井直幸が切ないコメントを残したのだけど、真実ではある。たとえ3回世界的な大会で優勝したとしても、日本のビリヤード界が変わるわけではないというような発言だ。トッププロが言っていることに意味があるし、重い。

 

さて、ここが出発点ってやつです。現状把握。

 

現状はこうである。さて、どーしよう?って考える事が未来を変える。考えないと何も変わらないわけです。「わからん!」って悩む事がとても大事。悩むのをやめたら、本当におしまいだ。

 

頭がくそ硬い、この日本社会。最近で言えば、近所の公園の遊具が「スリルの少ない安心安全な遊具」にどんどん変わってきている。そりゃ、安全な遊具であれば親は安心していられるかもだけど、そもそもスリルないので面白くも何ともないくそつまらない遊具なのであり、子供はそこで遊ばない。

 

馬鹿じゃねーのかって思いますけどね。

 

怪我しろって言っているわけでなくで、過保護すぎる環境に、何の意味があるのか。「ここは危険だ!」って教えるのが教育だと思うのだけど、なんだか、なんだか、馬鹿な大人が増えてきたって事だと思う。

 

ターザン、ご存知? あっああーんってロープにぶら下がって進んでいく遊具。この遊具、次々となくなってゆく。要は危険って認定されてるってわけでしょ?

そりゃ危険です。首つるかとしれんし、膝なんか擦りむけまくりだ。

 

自動車。危険ですよね?

 

ターザンを廃止するメリットのほうが、存続させるメリットを勝ったって事でしょう。

 

あー、あほくさ