ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

毎日ビリヤードやれる環境はマレ

毎日やれる人は幸福ですね。普通は、平均的な人は無理ですよ。独身だったら可能だし、家庭を無視すれば可能だ。

普通の人は無理って話。

家がビリヤード経営をしてるとか、田舎暮らしで何故か家にビリヤード台があったとか、近所にビリヤード台がある家があったとか。

特殊な環境でないと、中々、毎日プレイするのは無理です。金銭的というよりも、時間的な事が大きい。

 

自分1人で過ごせる時間が、週末に3時間ある人は、とても幸せです。中々厳しい。むしろ「1時間もないって方が、幸せと感じる」という人もいるだろう。「職業ビリヤード 」ならばいいけど、そうでなくてビリヤードにハマっている人は、すごく羨ましいね。

 

人生というのは、常に一方通行なんです。分かれ道があるけど、選んだら、結果、一本道。真っ直ぐ真っ直ぐ進む。後戻りも、先回りも出来ない。毎日、毎日、前に進む。「明日いい事あればいいな」って常に思う事が生きる意味になる。

 

今週末はビリヤード、できませんでしたぁ、、、。でも、違う幸せはあるので、まあ、そーゆー事です。

その狙い、合ってるか?

ロドニーモリスの「テクニカルブリッジストローク」が、最も理にかなって上達が早くなる気がする。テクニカルブリッジを、キューみたいに振る練習してると、それが真っ直ぐに進んでいるのか、こじってないのかが直ぐに分かる。

 

ロドニーモリスのストロークって、すごくシンプルに後ろ、前って進んでいて、アホみたいに安定している。だからこそ、世界を制する事が出来たんだろうけども。

 

ロドニーモリスの凄さはストロークの正確さとパワー。もちろん、手玉のコントロールも素晴らしいのだけど、やっぱりパワーが半端ない。身体がでかいしね。

 

初心者の頃、なんか、キューがクルクル回るクセがあった。これを治したのが、テクニカルブリッジストロークです。あとは、撞く速度。簡単な球とかは、直ぐに撞く。遠くても、そんなに狙わずに撞く。とにかく早いし。最近はあんまり動画見てないけど、たまに見たくなる。プレイスタイルがカッコいい。

 

世界のトッププロは、基本的には低い姿勢で肩の上に顎乗っけるくらいの形で半身になるのが一般的だ。球も、基本は中心に近い球を選択。

 

姿勢を低くすれば、それだけ狙いが見やすくなる。もちろん、メガネプレイヤーの場合はレンズが小さい場合、あんまり低い体勢にするとレンズからフレームアウトするので見えなくなる。仕方なく、ちょっと高い姿勢から、上から見下ろすように見ることになる。

 

私もメガネプレイヤーで、すごく悩んだ。「狙いが見えない」って。そもそも、狙いの前に、ストロークやら、フォームやら、直すところは沢山あったので、何とも言えないけれども。

 

あまりに見えなかったら、大きいレンズのメガネ買った方がいい。でも、やり方によっては関係ない感じかもです。今の私は、あまり、見えるとか、見えないとか、関係ない。そもそも、視力が落ちて、見えにくいので「だいたい」で狙っているので。

 

私が気にしているのは、「全体的な風景」です。

3回優勝しても変わらない

大井直幸が切ないコメントを残したのだけど、真実ではある。たとえ3回世界的な大会で優勝したとしても、日本のビリヤード界が変わるわけではないというような発言だ。トッププロが言っていることに意味があるし、重い。

 

さて、ここが出発点ってやつです。現状把握。

 

現状はこうである。さて、どーしよう?って考える事が未来を変える。考えないと何も変わらないわけです。「わからん!」って悩む事がとても大事。悩むのをやめたら、本当におしまいだ。

 

頭がくそ硬い、この日本社会。最近で言えば、近所の公園の遊具が「スリルの少ない安心安全な遊具」にどんどん変わってきている。そりゃ、安全な遊具であれば親は安心していられるかもだけど、そもそもスリルないので面白くも何ともないくそつまらない遊具なのであり、子供はそこで遊ばない。

 

馬鹿じゃねーのかって思いますけどね。

 

怪我しろって言っているわけでなくで、過保護すぎる環境に、何の意味があるのか。「ここは危険だ!」って教えるのが教育だと思うのだけど、なんだか、なんだか、馬鹿な大人が増えてきたって事だと思う。

 

ターザン、ご存知? あっああーんってロープにぶら下がって進んでいく遊具。この遊具、次々となくなってゆく。要は危険って認定されてるってわけでしょ?

そりゃ危険です。首つるかとしれんし、膝なんか擦りむけまくりだ。

 

自動車。危険ですよね?

 

ターザンを廃止するメリットのほうが、存続させるメリットを勝ったって事でしょう。

 

あー、あほくさ

 

 

大井直幸、準優勝!!!

10ボールで準優勝って、あーーーって感じですねぇ。ビアドにどーやって負けたかを見たのだけど、力の差は殆どなく、セーフティー合戦も優勢だった。なんとなく、ストリックランドとレイズの試合を見ている錯覚に陥った。

大井君はレイズね。

 

技術的には勝っていたけども、イレで僅かに負けたって感じでしょうか。くそ惜しい試合。調子としては、大井くんは悪かったイメージ。本人に聞いてはないのだけど、見た感じね。「ん?」ってショットがちょいちょいあった。普段は外さない球も、頂点が目の前にあると、やはりプレッシャーが半端ないのかな?

極限状態で、イレの強さに差が出たみたいな感じですね。

 

今回の試合は、かなり興奮ものなので是非とも見てほしいすね。ビアドのイレがえぐい。「何そのイレからの出し」ってのが多々ある。こええって感じ。

大井君もナイスショットの連続なのだけど、、、うーん悔しい。いつでも頂点を狙えるレベルというのを再度、世界に証明した試合ですね。

 

ビアドの試合は、基本、そんなに見ない。理由は単純に「見ていて参考にならんというか、あのスタイルが好きじゃない」という所にある。フォームがやや、カッコ悪いのでね。内巻きのチョンチョンみたいな、なんだろね、昔フィリピンスタイルというか。

私は大振りレイズ、ブスタマンテの感じが好きなので。

 

ただ、今回まじまじと見たけども、キレがエグいですね。内巻きは、やはり気になるけども。力加減もすごいね。球すじも、ぴしっとしてるしね。芯に近い球が多いのかな?台湾スタイルみたいな、細かい撞き点でさばいていくような感じ。

 

ラオウとトキの闘いで、やはり、トキのような激流を制するは清水的なのが好きなんだよね。

レイズがまったく、トキに見えない。ストリックランドは、サウザーか?見た目的には

揺さぶる戦い

人間同士の戦いなので、やはり心理戦の要素が出てくる。技術だけでは、中々若い選手に勝てないのだけど、そこは若年のいぶし銀のやり方ってものがある。

 

1、イライラさせる

撞くのめちゃ遅くすれば、相手はいらつく。素振りを毎ショット10回やるとか。構え直しても10回やるとか。無意味に、毎ショット台の周りを2周するとか。

 

2、ブツブツ何か言っている。

凄く気になる。言っているのは分かるが聞き取れないくらいの音量で。

 

3、なんかシャツか出てる

シャツが微妙に出ている。ポケットが裏返しになっている。靴が汚いとか。

 

4、鼻くそをほじる

ちょいちょい鼻くそをほじる。

 

5、ガッツポーズをする

何でもないショットでも、小さいガッツポーズをする。

 

6、何となく有名選手に似てる

レイズ、シーゲル、モリス、ブスタマンテとかに似ていたら集中できない。

 

7、毎回、ナインを狙う。

どのような配置でもナインを狙う。パチンコで言えばミサイル的な。

 

8、ロングの真っ直ぐをパスする

「さあ、若者よ。入れてみたまえ」という顔をして渡す。

 

サイボーグのように、全く動じない人もいるのだろうけど、以上のことをやっていれば揺さぶる事が出来る。ただし、出禁になる可能性もある。しかし、勝負の世界とはそーゆー要素も必ず必要だと私は思うわけです。じゃなきゃ、勝てない相手いるしぃ。

学ぶべきはマイクシーゲルのやり方

プレイスタイルは色々あるのだけど、マイクシーゲルのスタイル、実績は怖いものがある。その強さの秘密は「何でもないショットの精度の高さすごい」って事だと思う。

センターショットを入れ続ける対決をした場合、マイクシーゲルは最強だろう。

 

やり方分かっていて、それをやるだけなのだけど、シーンによっては緊張するので失敗する可能性が出てくる。ジリジリのシーンでのマイクシーゲルの強さが半端ない。心臓に毛が生えてるって事なのか?

 

ロングの真っ直ぐとか、まあ、真っ直ぐなので撞くのは真ん中だし、力加減もまあ、わかる。このような「誰でも知ってるやり方の中で、マイクシーゲルは強さ」がある。

 

フォーム、ストロークに秘密があります。「それ以上、綺麗に入れるやり方ないよね」って、基本中の基本みたいな、ビリヤード教本に載ってそうな感じです。ある種、王道なのだけど、それを実践してる人を、プロを見た事がない。

 

人それぞれ、体つきにも個性があって、なかなか教本っぽい感じになりにくい。けれども、それが出来てしまう「神に選ばれし肉体バランス」ってのもあるんだろね。

 

あのストロークの感じ、難しいんだよね。シンプルなのに、出来ない。

 

 

自分の体をコントロールする

ビリヤードって体育の授業とかでやらないので「やらない人は、一生やらないで終わるスポーツ」という事だ。マニアックですね。アジアとかだと授業であるらしいけど。

 

ビリヤードの動きって、すごく特殊。最近、野球の動きと似ているなって思って、野球のバッティングも一緒にやっていたりする。ゴルフはちょっと違う感じがする。理由は打点が低いってだけだけども。

 

止まっているボールを打つって意味ではゴルフの方が近い気がするけれど、ゴルフよりも野球の方が感覚的には近い気がするのです、私は。

野球の落合のバッティングを凄く参考にしている。落合のバッティングのどこを?って話。

 

まず、構え。球が進む方向に足をとりあえず置く。そこから構えが始まる。「なるべく斜めって感じに、とにかく斜めにキューが進むような身体の位置関係を作る」ってのが大事だ。

 

結局、ビリヤードは「真ん中を撞く」って事なんだと思うわけです。亡くなった小森さんも言っていたのだけど、というか、これと「ブリッジは軽くね」の2つしか教えて貰えなかったのだけど、そんなに複雑な事をやっているわけではなくて、簡単な事をやってます。シンプルなだけに誤魔化しが効かないので、出来ない人はできないっつやつかね。

 

今の1番の課題、インパクトの時に、なんとかく少しズレる気がする。撞くタイミングが本当に少しだけ遅れている気がする。これが、微妙なズレを起こす。気持ち悪いショットですね。

 

この辺の微調整をキューでやるのか、握る位置で変えるのか、そもそも狙い方を変えるのかは、その人の個性ってところか。

 

キュー、欲しい