ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

分析① ボーニング

もはや芸術の域に達してきているボーニングのビリヤード。パワーとテクニックを兼ね備え、球運びもピタリと思い通りの場所に運ぶ。恐ろしい強さだ。


初めて見たときの印象は「あ、それでいいんだ。そーだよね、納得」って感じ。グリップの握りこみ方と言うか、グリップとブリッジで暴れ馬を押さえつけながら淡々とこなしていく感じ。

本人が好きって言っている通り、ブスタマンテのストローク原理と似てる。ブスタマンテの振り方の不安定な部分を、かなり強制しているような、そんな感じ。爆発力はブスタマンテに劣る???、あんまり劣ってない気がするけど、そんな感じ。


特にブレイク。余計な動きがない。めちくちゃアクションがデカイわけではない。掌底を食らわしてるような、発勁みたいな。ぼこんっ!って、なんか爆発物が爆発したようなそんな感じのブレイクであり、見た目がスマート。


さて、真似ましょう。

①右手の握りは右手と人差し指で。

②グリップは、1番端を持つ。

③左肩をぐいっと前に突き出そう。

④後ろ狙いで、打つ時はあまり送り出さない。

⑤ブリッジと球との距離は割と長め。

⑥最後はきっちり握りこむ


このストローク、あまり安定しない気がする。無駄に、手玉が遠いし。1番後ろ持つのも、それだけ長くなるわけなので、振りの安定はしても、狙いの安定はしないのでは?


ボーニングのストロークの肝は、グリップにあると思っている。ここの精度が高いのでは?キュンって親指で握りこむやつ。ここに全て集約されてる気がする。

気にするのが一箇所なので、安定してるのかなと。


打ちに行く時、構えが結構、雑なので、かまり細かい身体の配置とかそーゆーのじゃなくて、細かい調整はグリップでやってるのかなと。


ストロークも、けっこう大胆に大振り。これは、緊張をほぐす意味でもいい。強い球から弱い球まで対応できる。柔軟な感じ。指揮者みたい。


なんかの取材の時に「1日10時間くらいのハードワークが必要だ」とか言っていたらしいけど、それくらいやれれば、あーなるのでしょう。


やる?