ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

センターショットを入れるという事

真っ直ぐを入れるのは、スタンダードな練習方法ではある。けれども、こればっかりやっても上手くならないと思う。機械のようにマシンのように撞くのはいいのだけど、その日の体調もあるので限界がある。

 

私は撞きに行くと、まずは近い球から始める。簡単な球。これをやると「その日の調子がわかる」。そもそも、センターショットくらい遠い球を撞くシーンは「外すのが前提」なので、失敗して気分も落ちるのもイヤなので、あまりやらない。意味がないわけではないが、全体の1割くらいの事を真剣に取り組むのがバカくさい。

勿論、上手い人はロングショットでいいけども、私はアマチュアなので。趣味の世界だ。

 

センターショットで変な癖が付くことがある。非常に特殊な配置にして、特殊な形で撞く。実際のビリヤード場は、台と台の間が狭い店も多々ある。いつもしっかりと、良い形で撞けるとも限らないわけです。なので、センターショットするするにしても、全コーナー、四つ角から撞く練習がいい。

 

先日「再現性を高める」みたいなYouTube動画を見たのだけど、私の理論からすると内容的には違っていた。プロを捕まえて言うのもなんだけども。

 

良くいうのが「構えた形からちょっと傾けたくらいで球が当てる。そこからヒジを曲げてゆき折りたたむ的な」やつです。何年もビリヤードやっているが、これを頭で理解して実践するのは非常に難易度が高い。どれだけやっても難しいし。

何が難しいってタイミング。ショット、当たるタイミングと、折りたたむタイミング、送り出した後にキューを真っ直ぐに前に出す感じ。あまりにむずい。何度やってもできない。

 

難しいからこそ、パグラヤンのように「あまり送り出さずに撞き点と力加減でコントロールする」みたいな事をする。台湾ビリヤードも、この感じ。

 

なぜ、むずい事を、プロもやってない事をC級プレイヤーにやらすのか?というのが、私の疑問です。簡単なショット、近い球を確実に入れたほうが絶対に上達が早い。バックスピン、フォローも、ひねりも、全部を練習した方がいいわけです。

 

私の場合、センターショットとなると、そもそも、遠過ぎて良く見えないのもある。見えないものは、狙えない。