ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

家系ラーメンには、色々なのがある

家系ラーメンの話。ネットを見れば腐るほど情報が溢れているので、改まったワザワザ言う必要性があるのか無いのか分からないけれども、まあ、情報というか色々あり過ぎてよく分からなくなってきている。

人には好みってものがあるので、家系の歴史とかそーゆーのはどーでも良い話の人もいる。

 

しかし、語る。

家系ラーメンの総本山は、横浜駅近くにある吉村家と言われている。ここで修行したお弟子さん達が免許皆伝みたいに「直系」の称号を得てやっている所もあるし、独自に始めてるところもある。しかし、スタイル的には同じだ。

これとは別に、磯子に壱六家という店がある。この店の味と、吉村家の味は系統が明らかに違う。醤油かえしの鋭いキレと、鶏油の甘み、血生臭いガラスープが直系なのだけど、壱六家はセアブラとスープを乳化させたようなタイプで、かえしは少し後ろに隠れていて、塩辛さで食わせるような、そんなタイプだ。

時代は流れ、本流とは違う壱六家タイプのラーメンが日本中をかけめぐり「これが家系だ!」と疑う余地もないくらい増えていった。

これに対して、少し味の系統の違う「武蔵家」だ。系統としては、六角家に近いのか?

大きな違いと言っていいか分からないが、直系のスープはコミガラ(いわゆる、ミックスガラ)を使っている。これに対してゲンコツでミルキーなガツンとした出汁でラーメンを作るタイプだ。

つまり、元祖吉村家、ここから出ていった六角家。別サイドから壱六家。系統が同じの町田商店。六角家方面から出てきた武蔵家

(間違っていたらすみません)

なににしても家系ラーメンといっても、色々なのが流れがあって見た目はほぼ同じでありながら、味が全然違うのである。コカコーラと、ペプシくらい違う。似てるけど違う。もって似てないか。

 

私の中で一番は末廣家。次に杉田家、吉村家。渋谷の町田商店も捨てがたい。武蔵家はいつも安定してるね、、、、みたいに、大概は美味い。中でも突出しているのが、末廣家、杉田家というわけだ。人によってはあっさりした昔ながらのやつがいんだよね、ってのもいると思う。新しいのに、あっさりしている、上星川のスズキヤっつのもあるね。

 

美味しい店の見分け方だけど、とにかく奥の方で寸胴がグラグラしてればうまい。不味い店は、まあ、店は綺麗だし、寸胴は一本しかない。最低2本ですね、家系なら。

 

横浜に「究極ラーメン横濱家」ってのがあり、何かの時に聞いたことあるのだが「うちは、家系なんて言った事は一度もない」と、他に「せい家」でも同じことを言われた。

「であれは、家でなく、屋にしてくれ」と思ったけどね。