ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

失敗しないようにする競技なのか?

ジャンプキューの進化により「隠されても飛ばす」という選択肢が出来たので、バンクとか下手くそでも勝てるという恐ろしい時代になった。勿論、ジャンプも難しいのだろうけど、バンクよりも簡単に見える、。穴前とか特に。


カーボンシャフトの登場で、パワフルな打球が誰でも打てるようになり、見越しもなくなったりして、、、おいおい。

木製ラックなど、存在すら消えそうになり、ブレイクで球は入りやすくなる。というか、プロの試合、殆ど入る。おいおいおい!


いかに失敗しないかのチキンレース的な試合になっている気がする。マスワリの連発など、昔の木のラックの試合ではあり得ない話で。ビリヤードの普及のためには簡単な方がいいのだけど、キューの性能が上がり過ぎて、技術とか云々ではない領域に到達しそうである。


戦いのパターンが単調にも感じる。失敗せずに入れてゆく。失敗しそうになったら隠す。隠されたら飛ばす。なんだか、入れ重視な戦いというか。明らかに組み立て重視ではない。なので、戦略を立てる事が出来ず、若い選手がアドバンテージになる。


なので、ダービーシティークラシックのように、いくつかの種目を同時に行い、総合点を競うような、そういう大会があって欲しい。ナインボールと10ボールだけだと、なんだか見ていて面白味が足りないかと。


やたらとバンクばっかり上手い、元植木屋の70歳おじいとか、現る可能性がある。ワンポケットだけを30年間やり続けてきた、島育ち主婦とか。勉強は苦手だけど、弟思いのゴルフの達人とか。5-9で生涯獲得した金額が億を超えてしまった、前科2犯のハワイ帰りモヒカンマッチョとか。


楽しい大会が開かれるといいね