ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードの楽しさを伝えるブログです

最後の一球。ナインボールの重み

大した事はないはずだ。ビリヤードをすれば、何度となく訪れる最後の一球。9番ボール。勿論、8ボールしてれば8番。10ボールだったら10番。とにかく、最後のボールだ。これを狙うとき、何や知らないが極度の緊張が訪れる。なんでなんだろね。不思議。


何度も訪れる事なのに、毎回、初めてみたいな、ウブな反応を示してしまう。「初めてで、ありんすか?」なんて、JINに出てきそうな台詞を吐かれてしまう。そうなんだ、私は、僕は、本番に弱いのだ。昔からだ。大事なところでヘマをする。変な負け方をする。練習の時はいいのだ。無冠の帝王ですよ。


9番に辿り着く前に、実は勝負はついている。何故ならば、8番を入れた後のダシにかかってるからね。けれども、8番を入れるのだって大変だ。そこまでくるのだった一苦労だ。とてもとても、余裕を持って8番を入れて、尚且つ、次の球の行方なんて計算する余裕はありやせん。わたいは、そーゆー人間だ。


よく言うのだけれど、3球連続で入れる練習をすればいいってね。これが最も上達します。球の動きの練習にもなる。これが高確率で成功するようになれば、マスワリももーすぐだ。

ちなみに、プロでも毎回マスワリ出来るわけではない。何故ならば、例えば8個、球が残っていたとしたら難易度は高いのだ。

先程、3個入れれたらマスワリが近いと言ったけれどと、残りの3個まで持っていくまでの難易度が異常に高い。よーするに、3個入れれるのは出来るのだが、それは3個の時であり、余計に5個の球が台の上にあったら、邪魔なのである。


これがビリヤードの難しさでもある。9ボールよりも、10ボールが難しいみたいな話だ。もっと言えば、14-1なんかは、好きな球から入れていいのに難しい。理由はさっきいった、邪魔する球があるからだ。


球を思ったところに運ぶ技術こそが、上達の近道でもある。入れだけでは、限界があるのである。なので、センターショットばかりだと、上達が遅くなる。


私は、ダシが下手くそである。