前回同様に、ブスタマンテのストロークもレイズと同じく、打つポイント、握るポイントが決まったら、とにかくそこを通過する。
クネクネしてるんだけど、打つ瞬間に関しては、一定の場所になる。
レイズ先生との違いは、ブスタマンテの方が、もっとポイントがシビアに見える。どんなヘンテコなフォームになろうが、そのポイント通過を重視している。
初心者の時に教わるのが「キューの重心から10センチくらい後ろを握る」ってやつです。これをアホみたいに守ると、非常に入りにくい球が出てくる。近い球とかね。
レイズ先生にしても、ブスタマンテ先生にしても、その時々によって、握る場所が違う。しかし、見た感じは同じようなフォームに見える。だいぶ違うのだけど、同じに見える。
さて、ブスタマンテ先生の独特のストローク。わざと、あれをやってるわけではないと考えられる。結果として、ああなってるだけで。
私もそうなのだが、割と遠目の球を打つ際、勿論届かないので、左手を伸ばす。伸ばす事で自由度が減る。細かい調整がききにくい。
ブスタマンテ先生の場合は、すごく微妙な調整をしながらストロークをして、打つ時もしっかりと打つ。左手を単純に伸ばしたくないから、結果、ストロークをビューンって伸ばさないと届かないだけ、、、という結果論。
狙いもしやすいのかもしれん。離れていた方が見やすいは、見やすい。
球の斜め左のところにキュー先がいくやつ。あれだけは不明。アーティスティックビリヤードの木村プロも、同じクセがあったな。なぜに、あそこに行くのか。何をどう狙っているのか、よく分からない部分ではある。
球が当たるのは瞬間的なもので、いくら送り出しをしようが、あまり意味がない気がする。接してる時間を長くしようという意味合いがあるのかもしれない。押す感じになるけども。
クネクネからの送り出し。コークスクリューのような効果が出て、強い打球になるのだろうか?
やはり謎です。