ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

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分析⑥ フランシスコ ブスタマンテ

くねくね、ずどんです。ブリッジも焼けたスルメのようにひん曲がっている。めちゃくちゃ変なフォーム、ストロークで、ものすごい正確なショットを放つ。みていると、なんだか理にかなっているような錯覚に陥るのだけど、なんであんな変な動きをするのか?

最初は、とにかく魅力的に見えて、ビリヤード初心者だった私が雑誌の球Sの表紙のM字ハゲのオッさんを見たときは衝撃的だった。

鷹のような鋭い目だった。


さて、一発でブスタン先生の虜になってしまった初心者の私は、あろうことか、あのクネクネストロークを習得しようとしたのです。


①クネクネしながら調子を整える。

②的球の真ん中じゃなくて、明後日の方向に向ける。

③肩の内側に入れて、右手はもはや、手の甲が真上にきてるみたい。

④狙い球と、キュー先の距離は15センチくらい空けて、打つときに無駄に長く送り出す。

⑤ブリッジは、泣く子も黙るフィリピンブリッジで、握りは親指と人差し指だけ。

⑥手に、やたらと粉をつける。

⑦無駄にでかい腕時計と、指輪をする。

⑧髪は整髪料でピシッと上になびかせる。


合ってるようで、上のことしても真似できませぬ。やはり、見た目だけでは到達できない部分がある。


ブスタマンテのストロークは、毎回同じルーティンのような変な動き。

あれ、本当に調子を整えてて、あんまり狙ってるように見えない。

ほんで、内巻きで、右手が相当外側に出てるのだけど、よくみて欲しいのだが、打つ瞬間は、内巻きでも、外巻きでもなく、フラットになります。それまで、明後日の方向を狙っていたキュー先が、なぜか真ん中に来ます。


わざわざ、変なところでリラックス運動して、打つときは戻るみたいな。こんな調子の取り方なんだと、私は分析する。


真っ直ぐ打つって事よりも、球に力を効果的に与える振り方、安定したフォーム、つよい回転をかけるため、緊張をしないための魔法みたいなクネクネなんだと思われる。


ブスタマンテに聞いてみたいよ