ビリヤードの中級者にとって「マスワリ」というのは憧れだ。最初から最後まで取りきりをする行為の事です。
これが１つの壁。
センスみたいのもあるけど、割と早い段階でマスワリ出来るくらい上達する人もいるけど、独学でやってる人なんかだと、中々到達出来ない壁。
要は、知識がないだけで。
知ってれば、そこまで時間かからない。
「マスワリしとたことあるんですか？」なんて質問をされた事がある。当時、多分、二個下くらいのやつ。こいつは、けっこうセンスが良かったようで、割りも早い段階で取りきりに成功してる感じだった。
かたや、いくらやっても一向に上達しない私は、ヘンテコなストロークを駆使しながら、明後日の方向に球を転がしていた。
悔しい！っておもった。
さらに、本当はマスワリ経験なしなのに、「最近はやってないね」なんていう、中途半端な嘘をつく。
今なら、ぶっ潰せるのに、、。
とまあ、アマチュアビリヤードの場合は、マスワリというのが、１つのステータスというか、基準というか。
「昨日、マスワリ三回出しちゃったよ」とか、ほざくわけです。
この悔しさがバネとなる。
当時、私をディスってきたやつは、今でもビリヤードやってるのだろうか。再戦がしたいものです。
