バグースは、学生にとっては高級な場所で、ワンドリンク制だから、1時間で千円を超えてくる。
千円と言ったら、ハンバーガーが9個食える。日高屋なら、ラーメン、チャーハン、餃子のセット食ってもおつりが来る。
ゲーセンの通信麻雀なんか、10回出来るし。漫画喫茶ならば、時間帯によっては3時間くらいいれる。
つまり、1時間千円。飲みたくもないコーラやら、烏龍茶やらを、明らかに高い値段を出して飲まなくてはならなくなり、それを良しとするという事は、そこそこリッチな人の遊びとなる。
ターゲットが大人ですね。
そもそも、ターゲットが中学、高校生に設定してないから、まあ、いいのか。
しかし、例えばバッティングセンターなんかは、老若男女が入り乱れ、バッターボックスの前では年齢など関係なく、遠くに見えるホームランと書かれた所に打球をパコンといれた時点で誰でもヒーローになる。
ビリヤードは敷居が高いのが問題なのでは?
ビリヤード台の上に書いてある「ブレイクの時はこのシートを敷いて下さい」とか、「ラシャを破いた場合は、1センチ〇〇円」とか、「五分を過ぎると自動延長です」とか言いながら、何時に入ったか分からない店とか、初心者がわからないなりに奮闘してるのに対して露骨に嫌な顔をしたりとか。
「ビリヤード台を貸してやってる」という意識なのか?
態度から推測するに「どうぞどうぞ、使ってください。何なら教えますよ」という感じではない。
おっかなくて、中学生とか、高校生は行かないだろ。分からず屋のオヤジ達の巣に突っ込むようなもの。
ラシャもね、高いのは分かるけど、高くないやつはればいい話で。傷が付いたら修理すればいいし。多少ボコボコしてても、それがイコール楽しめないって事にはならないはず。
たまに温泉施設とかに、古いビリヤード台があったりするけど、台は傾き、ラシャは破れ、球はボコボコ。下手すれば足りない。キューは湿気でひん曲がり、、みたいな所もある。この環境で、このビリヤード台では楽しめないのか?というのが、ビリヤードが発展しない理由ではなかろうか。
中国にいた事があるのだけど、あっちの台はボコボコだし、強く打たないと真っ直ぐに進まないし、真っ直ぐなキューなんか殆どなく、まともな形をしたタップなど存在しない。けれども、その粗悪な環境下の中でも、殆どの店は満席で、満員御礼。
しかしながら高齢化社会なので、大人をターゲットとするのが正解。
さて、ここで提案。
ゴルフに対するゲートボール。麻雀に対するドンジャラ。要するに「ビリヤードっぽい、もう少し簡単なやつ」を開発したらどうだろう?
思いついたらアップします